こんにちは。夢のMY HOME 執筆者の大野です。
積水ハウスで家を建てるなら、明るくて開放的なリビングにしたいけど、外からの視線は絶対に防ぎたい…これは本当に悩ましい問題ですよね。
積水ハウスの窓の標準仕様ってどうなっているんだろう?と調べ始めると、高性能なLow-Eガラスが夜は丸見えになるという話や、お風呂の窓で後悔したくないし、型板ガラス(かすみガラス)だけじゃ不安…など、いろいろな情報が出てきます。
透明なのに見えない魔法のような窓があればいいのに、なんて私も真剣に考えました。
この記事では、積水ハウスでプライバシーを守るための具体的な方法を、ガラスの標準仕様から、積水ハウスならではの設計の工夫、さらには外構や後付けの対策まで、分かりやすくまとめていきます。

当記事へようこそ!家を建てるのって本当に大変ですよね。私も約30年前に自宅を建てては見たものの。失敗だらけの我が家です。あなたには、そんな思いはして欲しくないので、今回記事にしてみました。最後にあなたへ大切なお金の話をするので、期待して読んでくださいね!
- 積水ハウスの標準窓(Low-Eガラス)の特性
- 夜間に室内を見えにくくする具体的な対策
- 設計や間取りで視線をカットする積水ハウスの技術
- 外構や後付けアイテムでのプライバシー保護術
積水ハウスの窓が外から見えない標準仕様
- 標準Low-Eガラスのミラー効果
- Low-Eガラスが夜に見える対策
- 型板ガラス(かすみガラス)の効果
- お風呂の窓で後悔しないために
- 電動シャッターでの物理的な遮断
積水ハウスの家づくりでは、窓の性能がとても高いのが特徴です。まずは、標準仕様の窓ガラスがどんな性能を持っていて、視線対策としてどう機能するのか、そして注意点は何かを見ていきましょう。
標準Low-Eガラスのミラー効果

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積水ハウスでは、「SAJサッシ(超高断熱アルミ樹脂複合サッシ)」に、「遮熱断熱複層ガラス(Low-Eガラス)」が標準仕様になっていることが多いみたいです(※時期や商品によって異なる場合があります)。
このLow-Eガラス、すごいのは断熱性だけじゃないんです。
ガラスにコーティングされた特殊な金属膜が、夏の日差し(太陽熱)を反射してくれるんですが、この時、日中は外の景色がガラスに映り込み、室内が見えにくくなる「マジックミラー効果」が期待できるんです。
日中、外が明るくて室内が暗い状態だと、外からは鏡のように反射して、通行人や隣家からの視線をある程度カットしてくれるんですね。これはちょっと嬉しい誤算かも。
補足:あくまで副産物
ただ、このミラー効果はあくまで「遮熱」の副産物。プライバシー保護専用のミラーガラスではないので、「完全に見えない」わけではない点には注意が必要ですね。
Low-Eガラスが夜に見える対策

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ここが一番の重要ポイントです。日中にマジックミラー効果が期待できるLow-Eガラスですが、その効果は夜になると完全に逆転してしまいます。
【最重要】夜間は室内が丸見えになります
夜になって外が暗くなり、室内の電気をつけると、今度は室内が一番明るい状態になります。こうなると、日中とは逆に外から室内がくっきりハッキリ見えてしまうんです。
「透明なのに見えないガラスだと思ってた…」と後悔するポイントになりがちなので、これは絶対に覚えておかないといけないですね。
結局のところ、夜間のプライバシーを守るためには、カーテンやブラインドは必須ということになります。Low-Eガラスの性能を過信せず、夜の対策は別に考える必要がありますね。
私の家のご近所さんが、数年前に新築しました。(積水ハウスではないのですが)
でも・・・2階にリビングがあるらしく、道路からは奥まっているのですが、「換気」なのか?良く分かりませんが、足元に窓があるんです。しかも、結構高さもある。
2階なので、視線は道路からどうやっても斜め上になりますよね?
夜になると、若い女性が椅子に座っていたり歩いていたりと、全部ではないにせよ、下から覗けるんです。
「んーーーー。」と考えてしまいます。
普通の高さにある窓からは、明かり(照明)が付いてる付いてないくらいしか見えないんですが。
何故、あの位置にあの窓なの?って思っちゃいます。
型板ガラス(かすみガラス)の効果
プライバシー対策として一番おなじみなのが、表面がデコボコした「型板ガラス(かすみガラス)」ですよね。積水ハウスでも、お風呂や洗面所、トイレなどでは標準的に採用されるガラスです。
光はしっかり通してくれるので部屋が暗くなることはなく、視線も遮ってくれるので安心感があります。
ただ、この型板ガラスも万能ではありません。夜に窓のすぐ近くに立つと、人のシルエットは結構はっきり外から分かってしまいます。
「見えてる!」とまではいかなくても、なんとなく人影が動いているのが分かるのは、特に女性にとってはちょっと不安が残るかもしれません。
ウチのリビングの西側には、腰位からずっと上までの幅2軒もある窓があります。
その窓、道路に面してるんです。
しかも、ガラスは透明な普通のガラス窓なんです。
ウチの姉が、引っ越して半年もたたない頃に、通りかかって外から声を掛けてきました。
「やだー!丸見えだよ!なにやってんのー?!」と。
私は、掃除をしていたのですが、あまりに大きな窓なので違和感だったんでしょうねー。
そして、西側と言う事は、夏はリビング全体がサウナ状態・・・。
ですから、夏はシャッターは開けない事になってます。
そんな生活、皆さんにはして欲しくないので、恥ずかしながら我が家の悲劇は包み隠さず教えちゃいます!
「窓」って、重要です!
お風呂の窓で後悔しないために

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家の中で最もプライバシーを確保したい場所、それは「お風呂」ですよね。「型板ガラスにしたけど、シルエットが気になって結局窓を開けられない…」なんて後悔はしたくありません。
お風呂の窓で後悔しないためには、型板ガラスにプラスアルファの対策を考えるのが良さそうです。
お風呂のプライバシー対策例
- 窓の配置を工夫する:通行人や隣家の窓から見えない位置(高い位置や低い位置)に窓を設ける。
- ルーバー窓や縦スリット窓にする:視線が入りにくい形状の窓を選ぶ。
- ブラインドインサッシを採用する:ペアガラスの間にブラインドが内蔵されているタイプ。汚れないし、視線を完全にカットできます。
- 外構で目隠しする:窓のすぐ外にフェンスや壁を立てる。
個人的には、掃除の手間を考えると「ブラインドインサッシ」か、後述する「ブラインドシャッター」が最強かな、なんて思っています。
私、経験がありますね。
実家でお風呂上りに洗面所で身体を拭いていた時に「ん・・・?」と視線を感じてふと見ると、自転車に乗って過ぎて行く男性の姿。やけにゆっくり走っていたので、気になって見ていたら・・。
なっ!なんと!足で自転車をバックさせて戻って来た!と思ったら、こちらをのぞき込んでいたんです!
思わず窓をビシッと閉めました。
でも、後になって、背筋が凍りました。だって、その男性は「ここに住んでいる女性」って分かってるんですから・・。
ずーっと昔の話ですが。そんなこともありました。
窓って怖いですよね。
防犯の意味もあるので、慎重に選びたいですよね。
電動シャッターでの物理的な遮断
夜間の対策として、最も確実で安心感が得られるのが「シャッター」です。特に電動シャッターなら、ボタン一つで開閉できるので毎日のことでも苦になりません。
シャッターを閉めてしまえば、物理的に100%視線を遮断できます。室内の光が漏れることも、人影が映ることも一切ありません。防犯性も格段にアップするので、一石二鳥ですよね。
最近の電動シャッターには、シャッターを閉めたままスリット(隙間)を開けて、視線を遮りながら換気ができるタイプもあるみたいです。これは便利そう!
そうなんです!
シャッターを閉めても、風穴?の様なのが付いていて、風は通す。これって本当に便利ですよね!
でも、我が家のシャッターには、1つもそんな高機能なものはついていません。
私は家が建った直後に気が付いたんですが。もう遅いです。
ですから、夜には膝くらいまでシャッターを開けて風を入れるしかないんです。
本当に、不便です。
ちょっと、費用がかさむからと言って、諦めちゃうと毎日毎日が不便との闘いになってしまいますよ!よく考えて下さいね!
上記の様に、費用はかかりますが、特に1階のリビングや寝室、お風呂など、プライバシーが気になる場所には採用する価値が十分あるかなと思います。
積水ハウスの窓を外から見えない設計術

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- 設計で解決するコートハウス(中庭)
- シャーウッドの深い軒で視線を遮る
- 外構フェンス(SHELD)の活用
- グランドアートウォールで完全遮蔽
- 後付け対策と遮熱クールアップ
- 積水ハウスの窓は外から見えない工夫が満載
積水ハウスのすごいところは、ガラスや設備といった「モノ」だけでなく、「設計」そのものでプライバシー問題を解決する引き出しをたくさん持っている点だと思います。
まさにプロの技ですよね。ここでは、積水ハウスが得意とする設計上の工夫を見ていきましょう。
設計で解決するコートハウス(中庭)
都市部の住宅密集地でプライバシーと開放感を両立させる、最強の解決策の一つが「コートハウス(中庭)」プランです。
これは、建物で中庭を「ロの字」や「コの字」に囲む間取りのこと。
道路や隣家といった「外」に対しては窓を極力減らして閉じ、その代わり、家族だけのプライベート空間である「内(中庭)」に対して大きな窓(大開口)を設けるんです。
これなら、通行人の視線を一切気にすることなく、カーテンを全開にして光と風をたっぷり取り込めます。まさに「カーテンのいらない生活」が実現できるかもしれません。
積水ハウスの強靭な構造(ダイナミックフレーム・システムなど)だからこそ、こういった大胆な大開口プランが可能になるんですね。
シャーウッドの深い軒で視線を遮る

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積水ハウスの木造住宅「シャーウッド」でよく見られる、「クリアビューデザイン」も視線対策に一役買っています。
これは、天井と軒裏(のきうら)をフラットにつなげて、視線が外へスーッと抜けるようにする設計なのですが、ポイントは「深い軒(のき)」です。
深く張り出した軒は、夏の日差しを遮るだけでなく、窓ガラス面に濃い影を落とします。
光学的に、明るい場所(外の日向)から暗い場所(軒下の窓)を通して、さらにその奥(室内)を見るのは難しいんです。この軒が作る「影」が、日中の視線を遮る天然のスクリーンになってくれるんですね。
デザインの美しさと機能性を両立しているなんて、本当によく考えられているなと感心します。
外構フェンス(SHELD)の活用
建物本体だけでなく、敷地境界での対策もとっても重要です。積水ハウスは外構(エクステリア)もトータルで提案してくれますが、オリジナルのフェンスシリーズ「SHELD(シェルド)」なども選択肢になります。
デザインが素敵なのはもちろん、ルーバー形状(羽根板を斜めに組んだ形)になっているものを選べば、風は通しつつ、道路や隣家からの視線はしっかりカットしてくれます。
どこからの視線を一番防ぎたいのかを設計士さんに伝えて、最適な高さやデザインのフェンスを提案してもらうのが良さそうですね。
フェンスの高さや種類によっては、圧迫感が出たり、逆にコストがすごくかかったりすることもあるので、建物とのバランスが大事ですね。正確な費用やデザインは、必ず専門家(積水ハウスや外構業者さん)に確認してください。
グランドアートウォールで完全遮蔽

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「フェンスでは視線が隠しきれない」「もっと完璧にプライバシーを守りたい」という場合に、最近注目されているのが「グランドアートウォール」という工法です。
これは、特殊な発泡スチロールを基材にした、とても軽量な壁のこと。従来のブロック塀では難しかった高さ2m〜3mといった「高い壁」を、比較的安全に施工できるのが特徴だそうです。
リビングの掃き出し窓の前にこれを設置すれば、外からの視線を完全にシャットアウトして、プライベートなお庭空間を作り出せます。積水ハウスのベルバーンやダインコンクリートといった外壁材とデザインを合わせることもできるみたいですよ。
費用には注意!
ただ、施工事例などを見ると、費用はかなり高額になるケースが多いようです。「カーテンがいらない生活」を手に入れるための投資として考える必要がありそうですね。
これも必ず専門の施工店に見積もりを依頼して、予算と効果を天秤にかけることが大切です。
後付け対策と遮熱クールアップ
新築時に完璧に対策したつもりでも、住んでみたら「あ、ここの窓、意外と気になるかも…」と気づくこともあるかもしれません。
そんな時の後付け対策として、積水グループ(積水ナノコートテクノロジー)が開発した「遮熱クールアップ」という製品があります。
これは、ナノ金属コーティングが施されたメッシュ状のシートで、網戸やサッシ枠に(DIYで)取り付けることができます。
本来は遮熱(室温上昇を抑える)が目的の製品ですが、金属コーティングが日差しを反射するため、日中のマジックミラー効果(目隠し効果)もかなり高いそうです。
室内からは外がクリアに見えるのに、外からは室内が見えにくくなる、という優れもの。窓フィルムと違って網戸に貼ったりもできるので、「熱割れ」のリスクを気にしなくていいのも嬉しいポイントですね。
市販の窓フィルムを貼る方法もありますが、Low-E複層ガラスなどの高性能ガラスに濃い色のフィルムを貼ると「熱割れ(ガラスが割れる)」を起こす危険性があります。フィルム施工を検討する場合は、自己判断せず、必ず積水ハウスのカスタマーズセンターなどに相談するのが安心ですよ。
積水ハウスの窓は外から見えない工夫が満載
ここまで見てきて、「積水ハウスの窓が外から見えないようにする工夫」は、決して一つのガラスだけで解決しているのではない、ということがよく分かりました。
「ガラス(Low-E)」「設備(シャッター)」「設計(コートハウスや軒)」「外構(フェンスや壁)」…これらを「多層的」に組み合わせることで、プライバシーを守りながらも開放的な空間を実現しているんですね。
さすが積水ハウス、プライバシーを守るための引き出しが本当に多いなと感心しました。
私たちがやるべきことは、Low-Eガラスの特性(特に夜間は丸見えになる点!)をしっかり理解した上で、自分たちが建てる土地の環境(隣家との距離や道路の位置)に合わせて、設計士さんと一緒に最適な「見えない工夫」を選んでいくことだと思いました。
これなら、プライバシーがしっかり守られた、安心で快適なマイホームが実現できそうですね!
ここで、問題のお金の話をいたしましょう
オーナー割引ってご存知でしょうか?
知らないって怖いですよね。
私の知り合いの(と言うか先輩なんですが)ハルさんと言う方が、積水ハウスでご自宅を建てています。
要するに「オーナー」なんです。
しかも、積水ハウスで家を建てようと考えている方や、話だけでも聞きたいとか、モデルハウスに行こうと思っていらっしゃる方は、先にハルさんの窓口でご相談された方が、良いと思います。
「いや、ウチは話だけだし」「見学に行きたいだけだし」と思っている方、それからでは遅いんです。
ファーストコンタクト(積水ハウスの誰でも1回以上会っている・会場に行ってアンケートに記入したことがあるなど)を取った後では、受付けの対象外となってしまうからです。
ハルさんの記事を読んで頂ければ、詳細がわかります。
- 建物本体価格の3%(かそれ以上を)の値引き
- プラスαあり
- 日本全国が対象で、ハルさんからの橋渡しで良いチームを担当にしてくれる
と言った事が可能となります。
このコードを貼り付けてくだされば、私からの紹介と正式に認識されるので、必ずコードの記入をして下さい。
コード [ HK0002 ]
です。
では、夢のMY HOMEへ!
